ポーラ、夏の顔には大気汚染物質が約3.7倍付着することを確認

粧業日報 2017年6月28日号 5ページ

カンタンに言うと

ポーラ、夏の顔には大気汚染物質が約3.7倍付着することを確認
 ポーラは、一般財団法人日本気象協会との共同研究により、夏の肌(肌荒れ・くすみ・シワなど)に影響を与える外部環境要因について都道府県別に調査した結果、「紫外線」「乾燥」に加えて、PM2.5などの大気汚染物質による「肌荒大気(はだあらしたいき)」があることを発見した。

 また、この「肌荒大気」には、気象や地形の違いにより、夏には「留まるタイプの『滞留型』肌荒大気」と「流れ込むタイプの『流入型』肌荒大気」の2つがあることも突き止めた。

 さらに、全国47都道府県で7月・8月(2010年~2013年)に集めた女性の肌データの分析結果と、同時期の気象データ、大気汚染物質データによる分析結果を組み合わせたところ、汗や皮脂が多くなる夏の肌には、他の季節と比較して、PM2.5などの大気汚染物質が約3.7倍も多く付着することを確認した。

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