ポーラ、美白の新知見を搭載した「ホワイトショット」発表

粧業日報 2017年12月13日号 1ページ

ポーラ、美白の新知見を搭載した「ホワイトショット」発表
 ポーラは12月1日、美白ブランド「ホワイトショット」の新製品に搭載する美白の新知見について発表会を開催した。

 1998年に誕生したホワイトショットは、オリジナル美白有効成分「ルシノール」を配合し、ヒトが本来持つ白く美しくなる力を最大限発揮させるアプローチを特長としている。これまでは、「メラノサイトの中でメラニンを作らせない・渡さない」「受け取ったメラニンを排出する」という2軸を中心に研究が進められてきたが、今回、従来の視点とは異なる「認知心理学」の観点からメラノサイトに着目して研究を進めた結果、メラノサイトが基底層を移動し、これが停滞することでシミやくすみの原因となるという新たなメカニズムを解明した。

 研究では、メラノサイトの移動が停滞すると、増加したメラノサイト同士が分散せずに密集してしまい、シミやくすみのない部分と比べてメラノサイト数が約4倍となることが明らかとなった。さらに、メラノサイトが密集することで、メラノサイト1つ当たりのメラニン産生量が1.5倍となり、メラノサイトが正常に移動している部位と比べて約6倍のメラニン量を放出し、これがシミとくすみの原因になっていることも突き止めた。

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