柳屋本店、創業400年国内外で新たな取り組み加速

C&T 2018年6月15日号 74ページ

柳屋本店、創業400年国内外で新たな取り組み加速
 柳屋本店は、漢方医・呂一官が1615年(元和元年)に江戸の日本橋で創業した、日本で一番歴史のある化粧品メーカーだ。

 創業当時は化粧紅・鬢付け油・香油・白粉などの製造販売を営んでいた。

 現在では、ヘアオイルの柳屋あんず油や、YANAGIYA グリースなどの頭髪化粧品を中心に製造販売を行っている。

 2015年に創業400周年を迎え、4世紀から5世紀へと新たな時代に向けてスタートを切った同社に、現在注力している取り組みや今後の展望について伺った。



ゲームメーカーとの異色コラボを行うなど
プロモーションや販促で独自の取り組み

 2017年、「あんず油」と並ぶ同社の主力商品である「Jジェルブランド」シリーズのプロモーションとして、同商品とカプコンの人気格闘ゲーム「ストリートファイター」がコラボレーションした。

 強くて硬派なイメージが、同商品の特長である「強さ」と「硬さ」と一致することから同ゲームの人気キャラクター「ガイル」が期間限定でイメージキャラクターを務めた。

 髪型にこだわりを持つ「ガイル」が櫛を常備して、闘いが終わる度に髪を整える姿がコラボレーションのメインビジュアルとなっている。

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