エスポワール イオンモール羽生店、肌実感からつながる関係性を構築

週刊粧業 2018年10月22日号 40ページ

エスポワール イオンモール羽生店、肌実感からつながる関係性を構築
 群馬県に2店、埼玉県に1店のセレクトコスメショップ「espoir/エスポワール」を展開する草苅は、「お客様視点」を重視した「肌実感で納得していただける店づくり」を推進している。

 中でも、埼玉県羽生市のイオンモール羽生1階に出店する「エスポワール イオンモール羽生店」(以下「イオンモール羽生店」)は右肩上がりで売上伸長が続いている。

 好調店を抱える一方、向山恭弘社長は「時代の変化に合わせた店づくりも重要になってきている」との考えから、昨年10月には群馬・館林市内のアゼリアモール1階に展開する「エスポワール草苅」を、店のオリジナリティを維持しつつ、メーカー什器を大胆に取り入れて全面改装を行った。

 向山社長は「ブランドそれぞれの視認性が高まったことで足を止めてくれるお客様が増えた」と話す。改装後は売上も前年同期を上回って推移している。

館の集客力活かし見込客開拓
来店頻度を上げる活動を強化

 「イオンモール羽生店」は、2007年のグランドオープン時から入店して今年で11年目を迎えたが、新規顧客・会員数ともに堅調に伸長し、売上もオープンから右肩上がりで伸びている。

 向山社長は、「様々な目的で商業施設内に来店しているお客様全てに来店してもらえるとは思っていないが、テナント店である以上、その集客に期待している部分は大きい。施設内にいる不特定多数のお客様の中から、化粧品に関心があり、さらに当店のファンになってもらえそうな『特定少数』のお客様を見つけ出す活動に力を注いでいる」と話す。

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