MASAYA・高田輝彦社長が語るウエルシアHD傘下入りの真相

粧業日報 2018年10月31日号 1ページ

MASAYA・高田輝彦社長が語るウエルシアHD傘下入りの真相
 ウエルシアホールディングスは10月23日、全国に34店舗の化粧品専門店(カラースタジオ29店、マサヤ5店)を展開するMASAYA(本社=岡山市北区)の全株式を12月1日付で取得し、完全子会社化すると発表した。

 1946年創業(1958年に法人化)のMASAYAは、1971年に2代目の高田輝彦社長が家業を継いだ当時、岡山市内で3店舗のみの展開だったが、輝彦氏の才覚により全国のイオンモールを中心に西日本から関東まで店舗網を広げ、2015年に年商50億円、2017年に年商60億円を突破し、現在の総会員数は約10万人にのぼる。

 今や日本有数の化粧品専門店となった同社が何故、ウエルシアHDの傘下入りを決断したのか。

 子会社化発表後の10月25日、高田社長が本紙の単独インタビューに応じ、メディアに初めてその真相を語った。

 ――子会社化に至るまでの経緯をお聞かせください。

 高田 最初に申し上げると、今回の子会社化はあくまでも「事業承継M&A」による事業譲渡であり、経営不振で買収されたという根も葉もない噂が業界で広まり、困っているというのが正直なところだ。

 実際、前期(2017年1~12月)は、売上高が63億円、経常利益が約4億円、営業利益率が約6.5%と業界平均を上回る水準で着地している。

 今回の経緯を説明すると、私が今年で75歳になり、全国34店舗を1人で管理・運営していくのが大変になってきた。

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