アルビオン、「イグニス」を一新 個性の異なる2つのシリーズに

粧業日報 2020年1月23日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 若年層向けの単品訴求シリーズ導入で1.5倍の新客獲得めざす
アルビオン、「イグニス」を一新 個性の異なる2つのシリーズに
 アルビオンは、1996年のデビュー以来、植物力や素材、肌効果にこだわり続けてきたスキンケアブランド「IGNIS(イグニス)」(全40種51品、1000~7000円)の商品体系を抜本的に見直し、ブランドロゴも一新して4月5日より発売する。なお、新生イグニスは、全国の化粧品専門店約600店で展開していく。

 従来からの4ステップ(クレンジング・洗顔→乳液→化粧水→美容液・クリーム)のスキンケアシステムを踏襲した、自然素材にこだわりステップを重ねることで美しさを育む「IGNIS」シリーズ(全12種15品、3000~7000円)に加え、若年層のエシカル消費の高まりを踏まえ、紙箱にFSC認証紙、容器にバイオマスプラスチックを使用した、選ぶ楽しさがある単品アイテムで構成する「IGNIS iO(イオ)」シリーズ(全24種32品、1000~3800円)を投入することで、若年層との新たな出会いを創出し、初年度で1.5倍の新客獲得を目指す。



 冒頭、主催者を代表して挨拶した小林章一社長は、「2007年に全面リニューアルをして以降、7年の歳月が経過し、顧客を取り巻く環境や顧客の化粧品の選び方が大きく変化していることを踏まえ、2020年4月、新生イグニスを誕生させる。新イグニスは個性の異なる2つのシリーズで展開する。1つは4ステップを踏襲した季節に合わせたラインで構成される『IGNIS』シリーズ、もう1つはアラカルトで料理を注文するようにアイテムを自由に選べる単品コスメの『IGNIS iO』シリーズで、雑貨も含め全40種51品のラインナップで発売する。コンセプトは『エナジースキン』で、植物の力を存分に生かし、強く美しい肌へと導くスキンケアラインとなっている。今回、ほぼ全てのアイテムにバイオマスプラスチック容器を採用し、紙箱については全て認証紙FSCを採用するなど、環境に配慮したブランドへと進化を遂げた」と述べた。

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