日本色材工業研究所、バルク製造の2拠点体制化が実現

週刊粧業 2020年2月24日号 9ページ

日本色材工業研究所、バルク製造の2拠点体制化が実現
 日本色材工業研究所では、国内バルク製造2拠点目となるつくば工場の新棟が竣工し、今年1月よりバルク製造を開始した。

 また、フランスのグループ会社2社(テプニエ・日本色材フランス)の受注が好調に推移し、今期(2020年2月期)の通期連結売上高は前期比で約6%伸長する見通しだ。

 奥村浩士会長に、「企業価値の向上」をテーマに話を伺った。

 ――貴社が企業価値を高めるために、今期注力されている取り組みについてお聞かせください。

 奥村 当社では、2021年度(2022年3月期)にグループ連結売上高150億円の実現を目指すべく、2017年度より生産能力増強を中核とする戦略的投資と、事業のグローバリゼーションの加速化を柱とする「中期事業戦略ビジョン(2017―2021)」を進めている。

 今期を振り返ると、戦略的投資の取り組みでは昨年11月、化粧品GMPと米国向けOTC製品の製造模範であるcGMPの2つに準拠したつくば工場が竣工した。

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