新型コロナウイルスによるライフスタイルの変化に関する意識調査

訪販ジャーナル 2020年5月18日号 8ページ

カンタンに言うと

  • 自由に使える時間に変化あった82%、お金の使い方に変化があった66%、リアル店舗よりもインターネットでの買い物が増えた37%
新型コロナウイルスによるライフスタイルの変化に関する意識調査
 メンズスキンケアブランドを展開するバルクオムは4月9日、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県在住の20~40代男性で新型コロナウイルスの影響で在宅勤務に切り替わった200名を対象に「新型コロナウイルスによるライフスタイルの変化に関する意識調査」を行った。

 その結果、在宅勤務になった人のライフスタイルに大きな影響が出ていることがわかった。

 在宅勤務が増えたことによって、仕事以外で不具合を感じていることは、「運動不足」(61.5%)、「気分転換が難しい」(48.5%)、「人とのコミュニケーション不足」(47.5%)となり、在宅勤務の影響で以前のライフスタイルとは大きく変わったことがわかった。

 在宅勤務になったことでの自由に使える時間の変化について、「大きく変化があった」(42.5%)、「少し変化があった」(39.5%)となり、「変化はあった」と回答した合計は、82.0%に達した。また、3カ月前と比較してお金の使い方に変化について、「大きく変化があった」(24.0%)、「少し変化があった」(42.0%)となり、「変化はあった」と回答した合計は66.0%となった。

 3カ月前と比較して生活スタイルで変わったことは、「リアル店舗よりもEC(インターネット)での買い物」(36.5%)、「定額配信サービス(動画や音楽)」(19.0%)、「紙の書籍より電子書籍」(14.5%)となり、在宅勤務を機にオンラインサービスを利用する人が増えた結果となった。

 3カ月前と比較して、EC(インターネット)での購入が増えたものは、「食料品」(27.0%)、「日用品」(26.0%)、「飲料」(19.5%)、「スキンケア品」(17.0%)となった。

 また、30代では、「スキンケア品」「書籍(電子書籍は含まず)」が26.2%と平均より高い数値となった。生活必需品の購入が高くなる中、スキンケアが全体で4番目に高い数値となっており、これを機にスキンケアをはじめる男性が増えていることがわかった。

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Q1. 在宅勤務が増えることで自由に使える時間に変化はありましたか。(回答は1つ)(N=200)

【大きく変化があった】42.5%、【少し変化があった】39.5%となり、何らかの変化はあったと回答した人の合計は82.0%と高い数値になった。【変化はない】は18.0%となり、多くの人の日常生活に変化が起きていることがわかった。

年代別では、何らかの変化はあったと回答した人は、20代86.7%と40代82.5%。30代は、【大きく変化があった】54.8%と平均よりも高い数値となった。



〇年代別



Q2. 在宅勤務が増えたことによって、仕事以外で不具合を感じていること(悩みに思うこと)はありますか。
(複数選択)(N=200)

【運動不足】61.5%、【気分転換が難しい】48.5%、【コミュニケーション不足】47.5%が高い数値となった。まだ在宅勤務という新しい生活環境への順応ができていない人が多いことがわかった。




Q3.身だしなみに関して在宅勤務でも通常勤務時と同じようにした方がいいと思うことをお答えください。

【ひげを整える】51.0%、【服装を整える】37.5%、【髪型を整える】36.5%、【顔がテカらないようにする】19.5%と顔や髪に関する数値が高くなった。

在宅勤務でもWEBカメラを使用した会議や打ち合わせの機会が増えたことにより、カメラに映る顔や肌髪を気にする人が多い傾向となった。

 

Q4. 3ヶ月前と比較して生活の中で時間が増えたことをお答えください。(複数選択)(N=200)

【家事をする時間】55.5%、【寝る時間】27.5%、【趣味をする時間】27.0%が上位に入った。

年代別だと【スキンケアやボディケアをする時間】で20代20.0%、30代19.0%と平均よりも高い数値となった。また、【勉強する時間】で20代が6.7%と平均値よりも低い数値となった。



Q5. 3ヶ月前と比較してお金の使い方に変化はありますか。(回答は1つ)(N=200)

【大きく変化があった】24.0%、【少し変化があった】42.0%となり、お金の使い方に何らかの変化はあったと回答した人の合計は66.0%と高い数値になった。【変化はない】は34.0%となり、3人中2人にお金の使い方に変化が起きていることがわかった。

年代別では、何らかの変化はあったと回答した人は、20代60.0%、30代69.0%、40代65.7%となった。



〇年代別



Q6. 3ヶ月前と比較して生活スタイルで変わったことをお答えください。(複数選択)(N=200)

【自宅でご飯を食べることが増えた】47.0%、【EC(インターネット)での買い物が増えた】36.5%、【定額配信サービスを使う機会が増えた】19.0%、【電子書籍を使う機会が増えた】14.5%とインターネットサービス使用の数値が高くなった。

年代別だと、【定額配信サービスを使う機会が増えた】が20代40.0%、30代33.3%と高い数値となった。自宅にいる時間が多くなったことで20、30代の定額制サービス利用が促進されていることがわかる。



Q7. 3ヶ月前と比較して、EC(インターネット)で購入することが増えたものをお答えください。(複数選択)(N=200)

【食料品】27.0%、【日用品】26.0%、【飲料】19.5%と生活必需品が続く中、4位に【スキンケア品】17.0%という結果となりました。これを機にスキンケアをはじめる男性が増えていることがわかった。

年代別だと、30代は【スキンケア品】が26.2%、【書籍(電子書籍は含まず)】が26.2%と平均よりも高い数値となった。



■調査概要
表題 :「緊急事態宣言後のライフスタイルの変化に関する意識調査」インターネット調査
調査対象 :20~40代の男性
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2020年4月9日(木)
調査人数 :200名(男性200名)
調査エリア :東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県
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