KCMK、ビッグデータ分析基盤をMicrosoft Azureへ移行

粧業日報 2020年6月17日号 4ページ

KCMK、ビッグデータ分析基盤をMicrosoft Azureへ移行
 花王グループカスタマーマーケティング(KCMK)は、統合ビッグデータ基盤やデータ分析ソリューションをMicrosoft Azureに移行した。オンプレミス(自社運用)で次期KCTを構築した場合と比較し、コストを約半分に削減している。

 KCMKは、オンプレミスでKCT(Kao Collaboration Tools)と呼ばれるシステムをゼロから構築し、データ分析基盤として運用していたが、その規模は年々大きくなり、今後POSデータ以上の規模を持つSNSデータなどを扱うことを考えると、オンプレミスでは性能や拡張性の面での限界があった。

 花王グループでは、コスト削減や運用負荷の軽減を目的にクラウドへの移行を積極的に推進しており、次期KCTもクラウドを活用した拡張性が高い基盤で、データウェアハウス(目的別に再構成した統合データベース)とBIツール(基幹システムで生成されたデータを自身で抽出・加工するためのソフトウェア)をベースとすることがテーマとなっていた。

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