コーセー、気候関連財務情報開示タスクフォースの提言に賛同

粧業日報 2020年11月9日号 6ページ

カンタンに言うと

  • グループ全体で環境・気候変動問題への取り組みを推進
コーセー、気候関連財務情報開示タスクフォースの提言に賛同
 コーセーはこのほど、金融安定理事会により設置された「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に賛同するとともに、国内賛同企業等による組織「TCFDコンソーシアム」へ加入した。

 同社は今年4月、中長期ビジョン「VISION2026」の3つの基盤戦略の1つに「バリューチェーン全体にわたるサステナビリティ戦略の推進」を掲げ、グループ全体のサステナビリティに関する取り組みと2030年までの目標をまとめた「コーセー サステナビリティ プラン」を発表。その中で、環境・気候変動問題への対応は「事業成長」と「持続可能な社会の実現」の両立を図るために、欠かすことのできない重要な経営課題の1つと捉えている。

 今後は、TCFDの提言に基づき、気候変動が事業に及ぼす「リスク」と「機会」について、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の4つの視点から、ステークホルダーへの積極的な情報開示を進め、グループ全体でCO2排出量削減にも積極的に取り組んでいく。
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