ビタミンC60バイオリサーチ、ショートタイムWebセミナー活用で豊富なデータを持つフラーレンを紹介

　ビタミンC60バイオリサーチは、昨年4月に世界初の植物由来フラーレン配合化粧品原料「リポフラーレンN」の発売と同時期より、10分間の「ショートタイムWebセミナー」（毎週火曜日15時）を開始した。

　林源太郎社長は、同セミナーを開催した狙いについて、「フラーレンは1回で全ての機能性を説明しきれないほど豊富なエビデンスデータを持つ。そのため、1時間で美白やシワ、毛穴など様々な機能性データを詰め込んで紹介するよりも、テーマを絞って10分間で1つずつ紹介する形ならば、知りたい機能だけを選んで気軽にリモートで参加してもらいやすいと考えた」と説明する。

　同セミナーでは特に、植物由来フラーレン配合化粧品原料（リポフラーレンN・ラジカルスポンジN・ヴェールフラーレンN・サンガードフラーレンN・ヘアシャイニーフラーレンN）をはじめ、フラーレンが持つ機能性データや他成分との併用効果などを中心に紹介した。これまで約40回にわたり開催し、1回平均で約20～30人の受講者が参加しているという。

　「当初は社員の顔を出さずに配信をしていたが、単にスライドを見て説明を聞くだけでは集中力が続かないため、今では顔を出して配信している。また、セミナーを録画して後日閲覧できるアーカイブを作成するなど、バージョンアップを繰り返している。認知を高める取り組みでは、週刊粧業が配信しているメールマガジンに広告出稿し、新規受講者の獲得につながった」（林社長）

　同セミナーではこのほか、「売れるネット広告社」の加藤公一レオ社長をゲストスピーカーに招き、ネット通販での売上アップの秘訣をアドバイスしたほか、化粧品開発コンサルティング会社「ブランノワール」の白野実代表がリポソーム技術を活かした化粧品開発のポイントを説明した。

　最近では、中国・広州を拠点にメイドインジャパンコスメのコンサルティングを手がける「Fullulab」の紀賢偉代表が、「中国最新コスメトレンドとダブルイレブンレポート」をテーマに講演し、いずれも活況だったという。