2020年紙おむつ市場、ベビー用は減少傾向、大人用は増加傾向が続く

週刊粧業 2021年3月15日号 1ページ

カンタンに言うと

  • ベビー用、4%減の1235億円コロナ禍ニーズを捉え市場活性化へ
  • 大人用、4%増の1072億円抵抗感を払拭し市場拡大へ
2020年紙おむつ市場、ベビー用は減少傾向、大人用は増加傾向が続く
 近年、紙おむつ市場は少子高齢化の影響を受けている。ベビー用紙おむつ市場は出生人口の減少により縮小傾向にある一方で、大人用紙おむつ市場は高齢化により拡大傾向が続いている。

 さらに、新型コロナ感染拡大の影響により、消費者の清潔意識や肌トラブル回避意識が高まったことで消費者ニーズも変化しつつあり、各社はコロナ禍ニーズを捉えた提案で市場活性化を図っている。

 また、大人用おむつ市場では、機能面だけでなくプロモーションにおいても抵抗感を軽減するための提案を行うことで、さらなる市場の拡大を目指している。

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