日本コルマー、研究員170名体制でコスメの魅力を技術的に深掘り

粧業日報 2021年5月17日号 4ページ

カンタンに言うと

  • OEM/ODM業界トップの研究・技術開発力をアピール
  • 進化系クリームを新提案、SDGs対応の自社原料も
日本コルマー、研究員170名体制でコスメの魅力を技術的に深掘り
 化粧品OEM/ODM業界で国内最大手の日本コルマーは、国内5研究所・7工場体制で、スキンケアからメークアップ、ヘアケア、ボデイケアまであらゆる化粧品・医薬部外品の処方開発から製造、最終製品の安全性・有用性評価試験まで一貫して行うワンストップトータルサービスを提供している。

 迎える「CITE JAPAN 2021」では、国内研究員170名体制による研究・技術開発力をアピールする。



OEM/ODM業界トップの
研究・技術開発力をアピール

 同社は、工場併設型で処方開発を行う3研究所と、基礎研究や安全性・有用性評価試験を行うスキンリサーチセンター、産学連携などでイノベーション開発に取り組む横浜研究所の5つの研究所体制で、年間約1000SKUの新製品開発を行っている。

 今回のCITE JAPANへの出展に先立ち、マーケティング部の別所侑香氏は「化粧品技術に特化した展示会であることを意識し、新たに開発した製品群の中から約30品目に厳選して出展する。どれも当社の研究・技術開発力を感じてもらえる製品になっている」と話す。

 スキンケアカテゴリーでは、最新の研究成果を応用したエイジングケアシリーズを中心に紹介する。

 エイジングケアシリーズは、オリジナル原料コンプレックスが、真皮線維芽細胞のコラーゲン産生を促すと同時に、周りの線維芽細胞のコラーゲン産生を促進するよう働きかける「アクティブコラジェネレーション効果」をコンセプトとしている。

 過去のIFSCC(国際化粧品技術者会連盟)大会にて発表した基礎研究成果がこのコンセプトのもとになっているという。

 メークアップカテゴリーでは、コロナ禍のマスク生活で、マスクで覆われていない目まわりのメークを楽しみたいというニーズが高まっている。

 そこで、今回はアイシャドーやカラーマスカラなどのアイメーク製品を中心に彩り鮮やかな新製品を揃えた。

 また、「afterコロナ」を見据え、リップ製品も提案する。メークの楽しさや魅力を伝え、来場者の開発意欲や企画意欲を喚起していく。

 コロナ禍が長引くことも予想されるため、現在引き合いが増えている「withコロナ」対応シリーズも改めて紹介する。

 マスク着用の常態化でニーズが増加している、マスクにつきにくいベースメイク製品を展示する。

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