ポーラ、自立的に働き方を選択できる環境を整備

週刊粧業 2021年7月12日号 50ページ

カンタンに言うと

  • 社員の成長実感や生産性向上を目指す
ポーラ、自立的に働き方を選択できる環境を整備
 ポーラでは、働き方改革の目指す姿として、「時間や場所に捉われず、自立的に多様な働き方が選択可能な環境と風土の実現」を掲げ、コロナ以前から社員の生産性向上や成長実感とやりがいのある仕事ができる環境を整備してきた。

 これらの取り組みは社外からの評価も高く、2019年には総務省より「テレワーク先駆者百選」に選出されたほか、一般社団法人テレワーク協会より「テレワーク推進賞 奨励賞」を受賞した。

 昨年は同賞を2年連続で受賞し、働き方改革に関する講演活動も積極的に行っている。同社が取り組んできた働き方改革の具体的な成果について、人事戦略部ワーキングイノベーションチームの田中昭博氏に話を伺った。

 ――貴社がこれまでに推進されてきた働き方改革の取り組みを、改めてご紹介いただけますか。

 田中 働き方改革への取り組みスピードが上がったのは、本来、2020年に開催される予定だった東京オリンピック・パラリンピックを見据え、2019年後半から国内外の物流や出社体制の検討を開始したのがきっかけだった。

 これまでの取り組みとしては、コロナ以前の「変革期」と以降の「進化期」の2つのフェーズで、働き方改革を推進してきた。

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