日用品10社による資源循環の仕組み化を目指すプロジェクトが始動

粧業日報 2021年7月15日号 5ページ

日用品10社による資源循環の仕組み化を目指すプロジェクトが始動
 九州エリアでのサーキュラー・エコノミーの実現を目指す企業連合「九州サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ(通常:K-CEP)」が7月9日より始動し、北九州市内での使用済みプラスチックボトル等の回収実証実験「MEGURU BOX(めぐるボックス)プロジェクト」を行う。

 実施期間は2021年12月末までで、状況に応じて延長する予定だ。

 同プロジェクトは、10社以上の企業・団体が連携して資源循環の仕組み化を目指す日本初のプロジェクト。今回、プロジェクトへ参加する日用品メーカーは、花王、ライオン、サンスター、P&Gジャパン合同会社、マンダム、小林製薬、エステー、クラシエホールディングス、シャボン玉石けん、ユニリーバジャパンの計10社となっている。



 北九州市内の流通小売店舗や公共施設等に、使用済みプラスチックボトルやパウチ等を回収する「MEGURU BOX(めぐるボックス)」を設置し、住民に分別回収を呼び掛ける。

 ICTの活用により資源回収の促進に向けた仕組み化を検証するとともに、回収したプラスチックの水平リサイクル(使用済みの製品を同じ用途の製品に再生するリサイクル方法)を推進する。

 なお、同プロジェクトは北九州市のSDGs推進に寄与するものとして市からの協力を得ている。
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