2021年 量販店(GMS)化粧品動向、迅速な売場拡縮、商品改廃を

週刊粧業 2021年10月18日号 33ページ

カンタンに言うと

  • ニーズを深掘りし統合性を発揮
2021年 量販店(GMS)化粧品動向、迅速な売場拡縮、商品改廃を
 コロナ禍によるライフスタイル、購買行動の変化で売場の見直しが進められている。衛生用品の需要の定着や巣ごもり需要で、食品のほか、キッチン用品、ハウスキーピング、バス関連など幅広いカテゴリーに動きがみられたが、同じものが売れ続けるわけではない。

 いままで以上の速度で、売場の拡縮や商品改廃が迫られる。GMS(大型店)はコロナ関連商品の特需や、巣ごもり需要の反動がある一方、前年の緊急事態宣言下との比較で、営業時間や顧客の外出自粛が緩和され、相対的に客数が増えている。ファッションマスクのコーナー展開にみられるように、コロナ禍のライフスタイル変化を深掘りすると同時に、総合性の強みを発揮することが求められる。

 GMSの今期に入っての業績は巣ごもり需要の反動があるものの、食品、日用品の需要は底堅く、前年との比較で外出機会が増え、衣料品は伸長しているようだ。

 日本チェーンストア協会の販売統計によると、21年上半期の既存店前年比は1.9%増と堅調に推移した。ライン別では食品0.8%増、衣料品1.6%増、住関連5.0%増となり、衣料品・住関連に前年の外出自粛等の反動が現れている。

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