ライオン、東南アジアでコスメ事業をスタート

粧業日報 2021年11月18日号 3ページ

カンタンに言うと

  • カラーコスメと敏感肌コスメで成長市場の攻略へ
ライオン、東南アジアでコスメ事業をスタート
 ライオンは、東南アジアにおいてコスメ事業の展開を始めた。

 9月にはインドネシアでカラーコスメブランド「AZZURA(アズーラ)」を、10月にはシンガポールで敏感肌用スキンケアブランド「SunoHada(スノハダ)」を導入している。

 11月8日に行われたオンライン記者懇談会で掬川正純社長は、「世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われたため、導入のタイミングを見極めていたが、感染状況が多少落ち着いてきたため、満を持して投入することとなった。ただし、感染状況が完全に落ち着いてきている訳ではないので、当初想定していたオンライン・オフライン同時発売ではなく、まずはオンラインでの展開からスタートした。現在は、コロナが本格的に解消した際にさらに事業の加速をかけていくための導入時期と位置づけている。将来的には、周辺国へも展開を拡大することで、さらなる事業成長を図っていきたい」と意気込みを語った。

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