花王、2022年度グループ基本方針を説明

粧業日報 2021年12月1日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 高収益事業へ投資を集中、M&AやJVも積極的に
  • 長谷部社長、6つの経営戦略方針を説明
  • 竹内専務、AI自動棚割やSDGs消費キャンペーンを提案
  • 松田常務、4つの着眼点を設定しESGよきモノづくりを推進
花王、2022年度グループ基本方針を説明
 花王は11月24日、有力販売店幹部を招き、方針説明会を開催した。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、リアルとリモートのハイブリット形式で行われた。

 説明会では、長谷部佳宏社長が「花王グループの経営戦略方針」について、竹内俊昭専務(花王グループカスタマーマーケティング(KCMK)社長)が「2021年の振り返り」「2022年の活動提案」について、松田知春常務が「2022年のマーケティング戦略」について説明した。

長谷部社長、6つの経営戦略方針を説明

 まずはじめに長谷部社長が6つの経営戦略方針について説明した。

 1つ目は「岩盤事業の集中強化」で、高収益事業への集中投資と非コア事業の効率的活用を進める。コア事業、コアブランドにメリハリを込めて投資を集中し、ノンコアブランド群とのシナジー創出を図りつつ売上拡大を図っていく。一度決めたら投資を切らすことなく、勝負していく覚悟で臨んでいく。

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