ヒノキ新薬、首都圏ヒノキ会新年方針説明会を開催

粧業日報 2022年1月21日号 3ページ

ヒノキ新薬、首都圏ヒノキ会新年方針説明会を開催
 ヒノキ新薬は1月6日、都内で新年方針説明会を開催し、当日は系列販社(首都圏・仙台)から8店の販売店が出席した。

 会の冒頭、首都圏ヒノキ会の川田みどり会長(Mytip かわた・埼玉)が年頭挨拶に立ち、「ヒノキ肌粧品との出会いは今から50年前の1972年で、当時幼い頃にネフローゼ症候群に罹患し、それが原因で学生時代はひどいニキビに悩まされていたが、ヒノキ肌粧品のネオスキンピュアとフレッシュローションを使用して肌荒れが改善された。そして今回のコロナ禍でもヒノキ肌粧品に救われ、商品やお店、サービスにご満足いただいているからこそコロナ禍でも離脱がなく、お客様にご来店いただけることをこの2年間で感じた。ヒノキさんではマネジメントセミナーをはじめ、販売店の勉強になることを様々実施いただいており、今後も色々な学びを得てヒノキ肌粧品の素晴らしさを伝えていきたい」と語った。

 続いて登壇した阿部武彦社長は、「戦後の日本は焼け野原で暖も取れない状況下だったが、当時の人々は底抜けに明るかった。現在は食べ物や暖も十分に取れるようになったが、コロナ禍もあってか今の日本人はどうも暗い。人間は文字通り、人と人の間がなくなると孤立してしまう。人間は不思議なもので、元気な人と話したり交わると活力が湧いてくる。お店で暗い顔をしているとお客様は来なくなってしまうので、少なくとも声を張り上げて『よくいらっしゃいました』と明るく商売を行っていただき、ご販売店の方々には1人でも多くのお客様を元気にしてもらいたい」と述べた。

 最後に、今年2月16日に発売するヒノキ肌粧品の新生品「ミオマイト」について、開発に携わった肌科研究室の山本巧氏が次のように説明した。

 「当社では1992年にATP産生機能に着目した乳液『ホフアクティミルキー』を発売し、30年以上前から細胞のエネルギー源であるATPを産生するミトコンドリアに関する研究を進めてきた。今回のミオマイトは、乱れがちなミトコンドリアの機能を整え、原因となるミトコンドリアのダメージを抑制することに着目したクロージングエッセンスで、ミトコンドリアを守り健やかな素肌に導く。ミトコンドリアはエネルギー源のほかにも、細胞の生まれ変わりに関与するなど様々な働きがある。ミトコンドリアの健康を保つことが素肌の健康にもつながるが、ミトコンドリアは活性酸素の蓄積によって傷つきやすく、働きが乱れやすい。そこで、こうしたダメージを抑制するために、東京理科大学との共同研究により、ミトコンドリアに蓄積される活性酸素を抑制するある成分を発見し、ミオマイトに配合している。実際にミオマイトをお手入れに組み込むことで、肌荒れや目尻の小じわの改善といった効果が得られており、ミトコンドリアを守る新たな美容習慣を提案していく」
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