セブン&アイHD、米国コンビニ事業が収益の底上げに寄与

粧業日報 2022年1月27日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 日本は商品・販促・売場展開の一体化で売上拡大へ
  •  第3四半期、米国の寄与で増収増益
セブン&アイHD、米国コンビニ事業が収益の底上げに寄与
 セブン&アイ・ホールディングス(井阪隆一社長)は米国セブン-イレブン・インクが収益の底上げに寄与している。日米ともコンビニ事業は、コロナ禍で店舗利用の変化がみられる。米国は顧客の新しい購買行動に対応し日販、商品荒利益率が改善していることに加え、7月に買収したスピードウェイの業績が上乗せされ、連結への収益貢献度が高まった。

 一方、セブン-イレブン・ジャパンは業績回復が立ち遅れ、21年度の業績予想を下方修正する。ワンストップショッピングニーズに対応したカテゴリーの拡大や上質商品の導入、さらに商品・販促・店頭展開を一体化することで、売上の拡大に取り組んでいる。

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