2021年の紙おむつ市場、ベビー用は高付加価値品を提案

週刊粧業 2022年3月14日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 大人用は軽失禁カテゴリーを強化
  • ベビー用、5%減の1170億円、肌へのやさしさ訴求が活発化
  • 大人用、2%増の1100億円、軽失禁では抵抗感を軽減する提案を
2021年の紙おむつ市場、ベビー用は高付加価値品を提案
 出生数の減少に伴いベビー用紙おむつ市場が縮小傾向にある一方で、高齢化により大人用紙おむつ市場は拡大傾向にある。

 こうした中、ベビー用では高付加価値品の提案、大人用では軽失禁カテゴリーの強化や歩行支援タイプの展開、より使いやすさを追求したリニューアルが行われている。

ベビー用、5%減の1170億円
肌へのやさしさ訴求が活発化

 2021年のベビー用おむつ市場規模(当社推計)は、前年比5%減の約1170億円となった。

 2021年の出生数は、前年比3.4%減の84万2897人となり、過去最少を記録した。

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