セブン&アイHD、米国コンビニがグループ業績を牽引

粧業日報 2022年7月27日号 1ページ

カンタンに言うと

  • エネルギーコスト増を吸収し今年度、営業収益10兆円突破へ
セブン&アイHD、米国コンビニがグループ業績を牽引
 セブン&アイ・ホールディングスはスピードウェイの買収によって、米国コンビニエンスストア事業がグループの業績を牽引している。セブン-イレブン・インクのPB商品の導入やコスト削減などで、計画を上回るペースでシナジー効果を発揮している。

 今年度、4億5000万ドルの収益改善を見込む。日本のセブン-イレブンもエネルギーコストや原材料の高騰など、環境が厳しい中、継続的なフェアの実施や主力のファストフードで商品価値を高めて価格を見直している。第1四半期(3~5月)の既存店前年比は1.7%増でコロナ前の水準を上回った。

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