桃谷順天館、多様性人材を活用しつつ取り組み推進

週刊粧業 2022年10月17日号 22ページ

カンタンに言うと

  • 経営直轄の桃谷総合文化研究所がオープンイノベーションを推進
桃谷順天館、多様性人材を活用しつつ取り組み推進
 桃谷順天館は、多様性人材を活用しながら、オープンイノベーションを推進し新たな価値を追求している。桃谷総合文化研究所では肌や腸内の「美肌菌」に注目したオリジナル成分を開発し、インターンシップ生の発案から、コーヒーやプロテインなどに配合されクラウドファンディングを通じて商品化まで実現した。

 なお、同社は今年に入ってから、「幸福学」を提唱する前野隆司教授率いる慶応義塾大学大学院の研究室とウェルビーイング経営の共同研究もスタートしている。

 桃谷総合文化研究所所長の杉野哲造氏と執行役員の瓜野松雄氏に話を伺った。

 ――研究開発体制について教えてください。

 杉野 研究開発は中央研究所、フロンティア研究所、製造技術研究所、グローバルR&D研究所、桃谷総合文化研究所の5つで構成されている。中央研究所、フロンティア研究所、製造技術研究所、グローバルR&D研究所の4つは研究本部に所属しているが、桃谷総合文化研究所は経営直轄の組織体となっている。

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