espoir イオンモール羽生店、「肌実感の体験」を追求し改装を実施

週刊粧業 2022年11月28日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 見せ方・見え方の工夫で改装後は来店客数が増加
  • デジタルサービスの普及で専門店の存在価値が高まる
  • 「コスメデコルテ」の好調が持続、顧客を深掘りする活動に意欲
espoir イオンモール羽生店、「肌実感の体験」を追求し改装を実施
 セレクトコスメショップ「espoir/エスポワール」を群馬県(2店舗)と埼玉県(1店舗)で運営している草苅は、2022年3月に全面リニューアルした「エスポワール イオンモール羽生店」(以下、イオンモール羽生店)が来店客数の増加により売上も好調に推移している。

 向山恭弘社長は、「肌実感を体験できる店づくりにこだわって経営してきた中、今回は見せ方・見え方を意識した改装効果が予想以上に得られている」と話す。改装後は前年同期比10%増で売上が伸長している。

見せ方・見え方の工夫で改装後は来店客数が増加

 向山社長は今回の改装効果に、「コロナ禍に入ってECの利用が増え、リアル店舗で買い物する回数が減っているかもしれない。だが、減っていても、ゼロではない。『私のお気に入り』として選んでいただけるお店になるためにはどうしたらいいか。そのために、化粧品専門店は接客や肌実感をいただく活動を続けてきているわけだが、お店の外観もいかに大切であるかを大いに感じた」と話している。

 特に店前に配置した「コスメデコルテ」(コーセー)、「クレ・ド・ポー ボーテ」(資生堂)、「エレガンス」(アルビオン)のメークアップ什器が、店舗の視認性アップや来店促進につながっているという。

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