バスクリン、温泉地公認入浴剤のイメージ浸透を図る

週刊粧業 2023年1月1日号 65ページ

バスクリン、温泉地公認入浴剤のイメージ浸透を図る
 温泉地公認の入浴剤「日本の名湯」を展開するバスクリンは、コロナ禍で観光客の減少や経営環境の変化に直面している温泉地の活性化と支援を目的に、2021年8月より売上の一部を公認温泉地に寄付する「日本の名湯 応援プロジェクト」を実施している。

 23年も引き続きプロジェクトを推進し、各温泉地の再活性化を支援するとともに、温泉地や地域とのつながりが深いブランドイメージの認知拡大と理解浸透を図っていく。

 「日本の名湯」シリーズは、温泉気分を自宅で味わえる入浴剤として1986年に発売され、現在はアソートタイプやボトルタイプ、温泉地限定パッケージを採用した5包タイプなど様々なニーズに対応するラインナップで展開している。

 製品は、開発担当者が実際に温泉地を訪れ、温泉に入ってお湯の感覚を体感した上で、各温泉の成分のデータを収集・分析し、入浴剤に適した成分で上位 3成分を選び、比率を実際の温泉にできる限り近づけた処方で開発を行っている。また、現地で体感した情緒や風情を、湯色と香りで表現している。

 温泉地公認の入浴剤として、応援プロジェクトを推進しながら、ブランドイメージの浸透と商品認知の拡大に向けた取り組みも実施する。ブランドサイトでは、公認団体の紹介動画を順次配信していくという。
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