化粧品原料協会、春風の集いを開催

粧業日報 2023年2月15日号 5ページ

化粧品原料協会、春風の集いを開催
 化粧品原料協会は1月26日、恒例の新年会「春風の集い」を実施し、原料メーカー・商社などの会員企業が参集した。コロナ禍を受けて昨年までは開催を見送っていたが、今年は感染対策を行った上で開催した。

 会の冒頭、挨拶に登壇した松本俊亮会長(マツモト交商社長)は、「コロナ禍から開けつつある中で、今年の化粧品業界は、さらなる回復成長に向けた流れが生まれるのではないかと期待している」と話した。

 さらに、協会の中期的な課題として、「まず、全産業に求められるSDGsへの対応や、それに関連した取り組みが挙げられる。また、世界に目を向けると、中国のNMBA規制の執行や、EUを中心とした環境や人体に関する新たな規制の施行など、様々な規制や環境に関する対応が、今後はより一層求められてくるだろう。これらの中長期的な課題に対しては、業界団体として会員企業の皆様、さらには政府諸機関とも連携して対応していきながら、成長につなげるための工夫をしていきたい」と今後の意気込みを語った。
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