ライオン、社長兼COOに竹森氏 掬川氏は会長兼CEOに

粧業日報 2023年2月24日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 1980年の合併以降、最年少で社長就任、若さ溢れる突破力に期待
  • タイプの異なる掬川氏と竹森氏の二人三脚で実行スピードを加速
ライオン、社長兼COOに竹森氏 掬川氏は会長兼CEOに
 ライオンは2月13日、新本社で記者会見を開き、3月30日付で竹森征之氏(53)が代表取締役社長兼最高執行責任者(COO)に昇格し、掬川正純社長(63)が代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)に就任する人事を発表した。代表取締役会長の濱逸夫氏(68)は同日付で相談役に就任する。

 竹森氏は1980年にライオン歯磨とライオン油脂が合併しライオンが誕生して以降、最年少での社長就任となる。1970年2月24日生まれ。千葉県出身。1993年3月に中央大学商学部を卒業後、4月にライオンへ入社。2010年1月のハウスホールド事業本部リビングケア事業部ブランドマネジャーを皮切りにファブリックケア事業部のブランドマネジャーを務めた後、18年1月ににヘルス&ホームケア事業本部ファブリックケア事業部長、21年1月に執行役員ヘルス&ホームケア事業本部長、22年1月に上席執行役員ヘルス&ホームケア事業本部長(現職)に就任するなど、主にマーケティング領域で同社の事業成長を牽引してきた。

 今回、掬川氏の社長在任中に、事業成長に向けた多くの変革(新企業理念制定、新本社移転、新基幹システム稼働、坂出新ハミガキ工場稼働、バングラデシュ・ベトナムへの進出、中国での新研究会社設立など)を進め、土台づくりに目途がついたことから、4年3カ月ぶりのトップ交代で若返りを図ることにした。

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