資生堂、令和4年度「なでしこ銘柄」に選定

粧業日報 2023年3月30日号 6ページ

資生堂、令和4年度「なでしこ銘柄」に選定
 資生堂は、女性活躍推進に優れた上場企業を魅力ある銘柄として紹介するなでしこ銘柄選定にて、令和4年度「なでしこ銘柄」に昨年に引き続き選定された。

 資生堂は社員がジェンダーや年齢、国籍などに関係なく、個々人の違いを認め尊重し合い、それらのシナジーによりイノベーションを生み続ける組織風土をつくるため、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を重要な経営戦略の柱と位置づけ、特に日本における女性活躍を積極的に推進しており、2017年からは女性管理職の育成を目的とした女性リーダー育成塾「NEXT LEADERSHIP SESSION for WOMEN」を開始し、現在、次期課長・部長・経営幹部候補向けの3つのプログラムに拡大し、着実なパイプライン強化につなげている。

 また、ジョブ型人事制度導入に際して、主体的なキャリア開発と専門性を強化するなどの取り組みを推進している。現在、国内資生堂グループの女性管理職比率は37.6%、取締役・監査役の女性比率は46.2%、海外を含むグループの女性管理職比率は56.6%となっている。

 さらに、日本企業の役員に占める女性比率の向上を目指す「30% Club Japan」の会長や、一般社団法人日本経済団体連合会のダイバーシティ推進共同委員長を魚谷雅彦会長CEOが務め、日本社会全体のジェンダーギャップ解消への旗振り役としても活動している。

 今後は2030年までに国内資生堂グループにおいて、あらゆる階層における女性管理職比率を機会均等の象徴である50%にすることを目指すとともに、ジェンダーに限らず国籍やキャリア採用者など多様なバックグラウンドを持った社員の活躍を促進し、ダイバーシティ経営をさらに加速させていく。
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