2024年日雑卸業界展望、高コスト下でサプライチェーンを適正化

週刊粧業 2024年1月22日号 1ページ

カンタンに言うと

  • センターの効率化を経た再編へ、情報共有の新プラットフォームを
2024年日雑卸業界展望、高コスト下でサプライチェーンを適正化
 値上げの浸透によって、卸売業をはじめ流通産業の業績は概ね好調に推移している。水道・光熱費、人件費、物流費が高騰しているものの、単価アップによって吸収している状況だ。

 単価アップによる販売点数の減少で、作業量が減少し、収益アップが図られている。消費者の節約志向は高まっており、コストの高止まりの中で販売点数の減少だけが続くと製配販とも、収益の確保が困難な状況に陥る。

 トラック台数やドライバーの不足が確実となることも含めて、サプライチェーンの適正化が迫られる。

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