カンタンに言うと
ライオンは2月6日、帝国ホテルに会員卸売業約150社の幹部を招き、「2024年ライオン会総会」を開催し、竹森征之社長が経営戦略について説明した。
ライオンでは、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」をパーパスに掲げ、歯磨きや洗濯などの習慣をより良い形で提案することで人々の心と身体の健康づくりに貢献しており、「このアプローチこそが我々独自のユニークな社会貢献であると信じている」(竹森社長)という。
ユニークな社会貢献の一例として「夜の歯磨き習慣づくり」に言及し、「今から100年以上前の1923年の調査では、岐阜県の小学生の夜の歯磨き実施率はわずかに9%で、10人に1人しか夜の歯磨きをしていなかった。我々は1930年代から新聞広告による啓発を行い、1960年には『night lion』という夜用のハミガキ剤を発売した。さらに、8時だよ全員集合のエンディングでは、加藤茶さんに『歯磨けよ』と発信してもらうことで夜の歯みがき習慣を根付かせてきた。ここに卸店と連携した店頭での取り組みが相俟って、結果として夕食後や寝る前の歯みがき習慣は我が国において定着することができた。こうした習慣づくりは、人口減少社会が到来する国内において、持続的な成長を実現するうえで極めて有効な道筋の1つである」(竹森社長)と語った。
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この記事は粧業日報 2024年2月14日号 1ページ 掲載
■ライオン、2024年ライオン会総会を開催~習慣づくりを通じてポジティブな感情を高めさらなる成長へ■ユニ・チャーム、2023年12月期は売上・利益とも過去最高を更新■シーボン、24年3月期第3四半期は増収、黒字転換■ノエビアHD、24年9月期第1四半期は増収増益■コーセー、CDPより2分野で最高評価「Aリスト」に2年連続で選定
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