日光ケミカルズは、高い抗酸化作用を有するアミノ酸「INTENCFY(Barnet Products社)」の提案を強化している。同原料は、日光ケミカルズが国内で独占販売をしており、他社では入手できない原料という。
「INTENCFY」は、アミノ酸の一種「エルゴチオネイン」が含有された化粧品原料で、高い抗酸化作用をもち、コラーゲンやエラスチン分解酵素の活性抑制、メラニン産生抑制効果などを発揮する。
同原料の特長として、ビタミンC(アスコルビン酸)との併用により効果を発揮する点が挙げられる。ビタミンC誘導体はスキンケアで人気のある成分の一つであり、コラーゲンの生成を助け、メラニンの産生を抑制する作用などで知られている。しかし、ビタミンCの構造は壊れやすく、酸化されると褐変し、主な機能を失うことがある。
「INTENCFY」に含まれるエルゴチオネインは高い抗酸化力とビタミンCを保護する効果があるため、併用することにより、ビタミンCの分解を抑制し残存率を高める効果、高温下でもビタミンCの褐変を抑制する効果を発揮する。
そのほか、抗炎症作用や抗老化作用の効果についても確認されている。さらに、性状は水溶性の粉末でありさまざまな製剤への使用が可能となっている。
同原料は、2021年4月にBSB innovation Awardを受賞したほか、今年5月にはNYSCC(ニューヨーク化粧品技術者会)主催のSuppliers Day 2024にてIngredient Maverick Awardも受賞し注目を集めている。
同社では、油溶性の「NIKKOL VC-IPVS(テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル)」、水溶性の「NIKKOL VC-PMG(リン酸 L-アスコルビルマグネシウム)」の2種類のビタミンC誘導体を取り扱っており、2製品ともに「INTENCFY」との併用を提案しているという。
この記事は粧業日報 2024年6月7日号 4ページ 掲載
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