バスクリンは今秋、その日の気分で選べる入浴剤アソートセットの拡充を図り、毎日のバスタイムに楽しみや特別感をプラスする提案で、入浴剤市場の活性化を図る。
温泉タイプの入浴剤「日本の名湯」からは、8つの温泉地をセレクトした10包入りアソートセット「日本の名湯 ととのう湯旅」(10包入(8種)オープン価格)を8月26日に発売した。
温泉地で自分を労わったり自分と向き合う時間を楽しんだりする「リトリート旅」をイメージして開発を進め、炭酸湯タイプ(40g×2種)と透明湯タイプ(30g×4種、にごり湯タイプ(30g×2種)をセットにした。昨秋発売した炭酸湯タイプのアソートセット「日本の名湯 夢ごこち」の2種を加え、透明湯の「熱海」(静岡)とにごり湯の「山代」(石川)は2包入りとなっている。「ととのう湯旅」の発売に合わせて、炭酸湯タイプのアソートセット「日本の名湯 夢ごこち」(5包入(3種)同)は、炭酸湯の希少性や上質感のあるデザインにリニューアルした。
天然海塩を使用したアロマバスソルト「アーユルタイム」(4種、ボトル520g 1628円、詰替用520g 1408円、分包40g 176円、8月26日発売)は、「呼吸」をテーマにリブランディングを実施した。各アイテムには2種類の天然精油を採用しており、新たにシダーウッドとゼラニウムの天然精油を配合した「グッドナイトデイ」を加えた4種で展開する。4種をセットにした「4Select Days」(フォーセレクトデイズ)(4包入(4種)660円)も発売した。
リブランディングでは、深呼吸したくなるような木の香り成分「α-ピネン」を新たに配合し、日々の気持ちの揺らぎを整えるようなラインナップを揃え、自身の日々の気持ちに合うアイテムを選べるよう、各アイテムの名前も、香りの名称ではなく、「グッドナイトデイ」「リフレッシュデイ」「ハピネスデイ」「バランスデイ」という名称に変更した。店頭では、ブランドの世界観を体現した什器アイテムを提案する。また、新たにムービーを制作し、WEBや店頭で活用していくという。
9月2日には、「アロマスパークリング」シリーズから数量限定アソート「同 大自然の旅」(10包入5種、オープン価格)を発売した。日本の世界自然遺産である「知床」「白神山地」「小笠原諸島」「屋久島」「奄美・琉球」の5カ所を代表する植物や特産果実をそれぞれイメージした5種の香りをセレクトし、セットにした。
また、「きき湯」ブランドからは、環境に配慮したエコ容器「サステナパック」へのリニューアル1周年を記念し、2回分増量企画品(4品、各420g オープン価格)を数量限定で発売している。
この記事は粧業日報 2024年9月20日号 5ページ 掲載
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