ファンケルは2012年8月17~19日にかけて静岡県裾野市で男子ゴルフのシニア大会「ファンケルクラシック2012」を開催し、3日間の観戦者数が2万3802名となって過去最高を更新したほか、試合会場に設けた化粧品体験ブースの来訪者も過去12回のうちで最多の人数をカウントするなど、競技と製品アピールの両面で充実の大会となった。
池森賢二大会会長(ファンケル名誉会長)は決勝ラウンドの終盤、「レギュラーを凌ぐ大会になったとともに、シニア最大のトーナメントになった」と手放しで称賛したのち、表彰式ではギャラリーと出場全選手に向け、白熱した優勝争いに「過去12回を通じ、これほどエキサイティングな気持ちになったのは初めて。シニアの時代が来た。今日はつくづく、主催者として『やってよかった』という気持ちになった」と熱っぽく語った。
また、プロの闘いに劣らない熱気で盛り上がりを見せた化粧品の体験ブースで、3日間の仮設店舗を仕切った店舗販売部販売第3グループの有川由美子担当に聞いたところ、「期間を通じ約3000名のお客様がカウンセリングを受けてくださった。昨年が約2500名だったのでかなり(実績を)上回った」と相好を崩した。感触として、体験ブースの来訪者は「だいたい8割がファンケルを『気にしていたけど使ったことはない』というお客様」といい、顧客として囲い込むため「近隣にお店がないので、通販のご利用をお勧めした」と述べ、集客の向上を顧客獲得につなげたい意欲を示した。
さらに、戸外の厳しい暑さに負けず精力的に接客をこなしたスタッフについて、行動の源泉を有川担当にたずねると、「従来は中国四国の店舗スタッフが対応していたが、今年から北海道から熊本までのエリアから社員が集結した。選出エリアが広範囲になった分、熱いスタッフが集まったのかもしれない。(ブースが活気を保った要因は)私の力ではない」と説明していた。例年を上回った来訪者数に加え、今夏は男性のカウンセリング受診者が多かった点が特長だったという。有川担当は総括として、盛況ぶりに猛暑を照らし「決して忘れられない夏になった」とまとめた。
激戦をプレーオフで制したのは高見和宏選手。3日間計207ストロークで優勝賞金1500万円を獲得し、試合後は2010年に続く2度目の制覇に男泣きを見せた。
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この記事は訪販ジャーナル 掲載
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