6月26~28日の3日間、「第4回化粧品開発展(COSME Tech 2013)」「第2回国際化粧品展(COSME TOKYO 2013)」が東京ビッグサイトで開催された。
同時開催2回目となる今回は、前回より200社増の550社が出展し、会場規模は前回比で70%も拡大。3日間での来場者は総計2万638人となった。
「商談を目的とした展示会」と位置づけているため、来場者の質にもこだわりWebサイト上では事前に出展社と商談のアポイントが取れる「e-ガイドブック」を展開するなど、より多くの業界関係者の興味関心を誘う工夫を張り巡らせた。
また、出展企業の海外進出を後押しするため、海外の有力バイヤーも招致した。中国や東アジア地域のバイヤー中心だった前回と比べ、今回は主催者のリードエグジビションジャパン側が意識的にタイやインドネシアなど、将来性が見込まれている東南アジア地域の有力バイヤーを招致。会場は、展示会を機に国内外に新たな販路開拓を目指す出展者らの熱気で包まれた。
展示会のもう1本の柱である専門セミナーでも、業界のグローバル化に向けた「ASEAN化粧品市場の動向と外資系企業の参入事例分析」(矢野経済研究所)といった化粧品の海外市場に関する講演が複数用意され、今回はよりグローバル色の強い展示会となった。
まだ立ち上げ年数が浅く、発展途上にある展示会だが、「化粧品産業技術展 CITE Japan」と並んで化粧品業界に新たな潮流を起こす重要な展示会として、業界に認知されるだろう。
今回の特集では、「開発展」「化粧品展」に出展した企業に、展示会の成果と現在のフォロー活動など、その後の経過について話を聞いた。(「化粧品開発展・国際化粧品展の出展企業11社が反響を語る」はこちら)
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この記事は週刊粧業 掲載
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