アルビオン・大和緑取締役、お客最優先の接客の体質化に取り組む

週刊粧業 2015年4月20日号 6ページ

カンタンに言うと

アルビオン・大和緑取締役、お客最優先の接客の体質化に取り組む
 アルビオンは創業当初より「世界一の高級化粧品メーカーを目指す」という企業理念を掲げ、商品力と接客力の向上に力を入れて取り組んできた。

 時代が移ろい、流行が変わっても美容活動に軸を置く姿勢は変わらず、常に「顧客本位」の立場を貫き、同社のその活動は店、顧客双方から高い評価を得ている。大和緑取締役営業本部副本部長にインタビューした。

創業から変わらぬ美容活動を軸に
顧客のニーズを追求し新業態開発

 ――昨秋には新業態店の「ドレッサー」が開店しました。現在のアルビオンの活動について教えてください。

 大和 当社は来年創業から60周年を迎えます。しかし、今までもこれからも変わらないのはお客様に美容活動を通じて美しくなっていただく姿勢です。

 近年、化粧品市場は異業種参入が相次ぎ、市場争いが激しくなっています。それだけでなく、通販が台頭し、化粧品を購入する場が多様化しています。このように化粧品を取り巻く環境が大きく変化している中、当社では常にお客様をよく見て、その方に合わせたお客様最優先の接客を体質化することに取り組んでいます。

 昨年11月、武蔵小杉のグランツリーにオープンした新業態店「アルビオン ドレッサー」は、美しくなるためにお客様は何を知りたいのか、何を望んでいるのかを追求し、お客様に合った商品をご提案しています。1号店ではポイントカードはつくらず、綺麗になっていただくことで「自店のファン」をつくっています。3年後に1億円の売上げを目指し、現在それに向かって順調に動いています。4月25日には沖縄に2号店が開店しますので、ご期待ください。

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