ハーバー研究所、広告宣伝・販促の見直しに本腰

訪販ジャーナル 2015年9月7日号 1ページ

カンタンに言うと

ハーバー研究所、広告宣伝・販促の見直しに本腰
 ハーバー研究所が、今期(2016年3月期)に入って本格的に広告宣伝や販促施策の見直しに着手している。TVCMの投下やインターネット広告へのシフトで若い世代を中心に新客が急増している一方で、カタログなどの販促ツールにも新たな手法を取り入れ、リピートへの転換も試みている。

 第1四半期(2015年4~6月)の広告宣伝・販促費は、前年同期比33.2%増の12億7800万円ほどへと増加した。広告宣伝への積極的な姿勢は、前期(2015年3月期)でも目立っており、同費用は前年から30%以上増えていた。数字だけみると今期も継続強化しているように見えるが、その中身は変化しているようだ。その具体像と今後の計画について、末広栄二社長に聞いた。

ネットの新客が4倍に
店販も急拡大

 ――前期から広告宣伝費の増加が顕著に映りますが、その実態と狙いは。

 末広 広告宣伝費が増えているのはCMの影響が大きい。前期は既存の施策にCMが乗っかったかたちで、その分費用が増加した。

 CMである程度広く認知がとれれば、その後様々な広告を出した際につながってくる。通販だけでなく、百貨店などの流通も包括的に活性化できる利点がある。さらに、本社社員や店舗スタッフのモチベーションが高まり、一体感が生まれるといった波及効果もあり、影響は大きい。

 今期はCMも継続する一方で、出稿媒体の選定や、カタログやチラシなどの販促ツールの見直しを徹底する1年と位置づけている。

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