ハーバー研究所2016年3月期第2四半期、広告効果で2ケタ増収

訪販ジャーナル 2015年11月30日号 1ページ

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ハーバー研究所2016年3月期第2四半期、広告効果で2ケタ増収
 ハーバー研究所が発表した2016年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比10.5%増の61億8100万円、営業損失が3億1400万円(前年同期は3億3400万円の損失)、経常損失が3億3200万円(同3億5500万円の損失)、四半期純損失が1億7900万円(同3億900万円の損失)となった。

 TVCMやインターネット広告を先行投資で強化したことにより、特に百貨店などの店頭の売上げが大きく増加した。一方で、損失幅は縮小したが、広告宣伝費が55.2%増の10億6000万円へと膨らんだことなどから引き続き損失を計上する結果となっている。

 売上高を販売チャネル別でみると、特に百貨店や流通卸の伸長が目立つ。流通卸は19.4%増の15億4300万円、百貨店卸も39.0%増の7億6000万円と好調だ。

 CMのほかにネットやブログ、さらには無料通話アプリ「LINE」による宣伝効果で知名度が上がり、20~30代の若い世代を中心に店頭に初めて足を運ぶケースが急増しているという。

 一方の商品軸では、今期はこれまで基幹アイテムの化粧オイル「スクワラン」を軸に主力のスキンケアを最重点で強化してきた。その結果、スキンケア全体の売上高は14.2%増の40億1300万円と成果につなげている。

 会員の動向にも変化が浮かび上がってきている。同社は新客の入口商品として「スクワラン」の1000円キャンペーンを展開しているが、その購入者(見込客)が5万人近く増えているという。

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