セルレ 越谷レイクタウンアウトレット店、顧客とメーカーの喜びを追求

週刊粧業 2016年11月7日号 7ページ

カンタンに言うと

セルレ 越谷レイクタウンアウトレット店、顧客とメーカーの喜びを追求
 いわゆる「百均」などに分類される価格訴求ビジネスとは対極で、高品質でありながら「型落ち」のレッテルを貼られてしまった製品に新たな陽の目を当てて消費者に販売している化粧品会社がある。

 ピアスグループのセルレ(本社=東京)は、メーカーが過剰に生産してしまった化粧品やパッケージリニューアル後にプロパー落ちしてしまった製品に的を絞った仕入れを身上とし、多店舗展開で販売することで低価格志向の生活者や在庫の適正化を望む本舗の双方から支持を集めている。

 同社の成り立ちや運営方針に加え、元気店という越谷レイクタウンの様子を紹介する。

成功則の蓄積で築いた現店舗網
非拡大路線を柱に慎重主義掲げ

 店舗ビジネスに取り組む同社がマーケットへ記した第一歩は、グループの膝元である大阪市に展開する三井アウトレットパーク内の「セルレ 大阪鶴見店」だった。

 「足掛け21年前」(店舗管理グループ)の第1号店を軌道に乗せ、以降は直近までにほぼ全国区へ全48店舗網を構築している。

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