コーセー、新種のさくらを坂東市内の保育施設に寄贈

粧業日報 2017年2月14日号 5ページ

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コーセー、新種のさくらを坂東市内の保育施設に寄贈
 コーセーは、東日本大震災の被災地への復興支援の一環として参加している「fukushima さくらプロジェクト」において、今回で3回目となる福島発の新種のさくら「はるか」の苗木の寄贈を2月7日、茨城県坂東市にて行った。

 坂東市は、創業者である小林孝三郎氏が明治末期に生まれ育ったゆかりの地であり、2010年からは3000本の桜並木を作ることを目指し、「桜の里親制度」をスタートしていることから、創業70周年を迎えた同社の様々な取り組みの一環として、3カ所の保育施設にてさくらの植樹を実施した。

 同社は2013年より、復興の象徴となる福島発の新種のさくら「はるか」を、全国各地に届けることで、被災地福島・東北を継続的に応援する「fukushima さくらプロジェクト」に参加。同年8月からは、同社ならではの取り組みとして化粧品の販売を通じたキャンペーン実施を通じて、「はるか」の増殖を支援し、2015年に福島県会津若松市「会津若葉幼稚園」、2016年に千葉県浦安市「入船小学校」へさくらの苗木を寄贈・植樹してきた。

 今回は、坂東市内の3カ所の保育施設にて植樹式が行われた。

 認定こども園ひまわりでの植樹式には、吉原英一坂東市長、花形和昌常務が挨拶をし、被災した地域に思いを寄せ、さくらの成長を見守ることにより、命の大切さについて考えるきっかけにつながることを願った。

 また、小山保育園、認定こども園あかつき保育園では、坂東市の内桶博仁教育長が被災地の復興とさくらの成長を願い、「みんなもよく食べ、よく遊び、お勉強もして、さくらの木に負けないように、立派な人間になってください」と挨拶し、園児達と一緒に植樹を行った。
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