ライオン、「2017年ライオン会総会」を開催

粧業日報 2017年2月16日号 1ページ

カンタンに言うと

ライオン、「2017年ライオン会総会」を開催
 ライオンは2月7日、都内ホテルで主要取引先約200名を招き、「2017年ライオン会総会」を開催し、濱逸夫社長が「経営概況」について、掬川正純常務が「ヘルス&ホームケアの事業概況」について説明した。

濱社長「5年で利益水準は3倍強、
ブランド育成の大きなパワーに」

 同社では、濱社長が就任した2012年から中長期計画「VISION2020」をスタートし、国内事業において環境変化を先取りした「利益成長」、海外事業において「利益ある2ケタ成長」、新規事業において「新たな収益事業の早期立ち上げ」に向けて、全社一丸となって取り組んできた。

 2013年7月には、メーカーの根幹である研究開発において平井事業所の第二期工事を完了し、開発機能の充実を図った。また、オーラルケア・ハウスホールドを中心とした液体製品の生産能力の強化、国内外の供給体制の増強も進めてきた。

 また、成長に向けては、海外において関係会社の運営体制を整備し、事業推進力を強化するとともに、機能性食品を扱うウェルネスダイレクト事業の体制強化、化学品関連部門の再編を実施してきた。

 こうした取り組みの結果、2014年以降、売上高、営業利益とも過去最高を更新。利益水準は2012年に対して3倍強となり、「これが大きなパワーとなって強いブランド育成、成長投資に振り向けられている」(濱社長)という。

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