資生堂、肌の深い悩みをカバーする新ファンデで発表会開催

粧業日報 2017年10月25日号 5ページ

2017年10月25日 13:00

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カンタンに言うと

　資生堂は、通常のファンデーションではカバーすることが難しい肌の悩みに対応する「パーフェクトカバー」ブランドの約20年ぶりとなるリニューアルを行い、10月21日、様々な肌色の悩みをカバーできる、より快適でシンプルな「ファンデーション MVシリーズ」（全3品目9品種、2000～3500円）を、東京・銀座の「資生堂ライフクオリティービューティーセンター（資生堂SLQC）」をはじめ、カウンセリングスペースを確保した資生堂化粧品取扱店（367店）、契約医療機関（68施設）、総合美容サイト「ワタシプラス」などで発売した。

　「パーフェクトカバーファンデーション」は現在、上海や香港、台湾などアジアの一部の地域でも展開しているが、「MVシリーズ」の発売を機に、2020年までに、「カバーメークアップによるQOL向上」活動の普及・促進に向け、欧米を含むグローバルでの展開を目指す。

　同社では、「がん治療の副作用によるくすみのカバーと濃いシミを同時にカバーしたい」「やけどによる肌の凹凸と赤みを一緒に目立たなくしたい」といった複合化した肌の悩みに対応できるよう研究開発を重ねる中、今回、高いカバー効果と自然さの両立を求める声に応える高いレベルの仕上がりを実現したという。

　10月13日には、「パーフェクトカバーファンデーション」新製品発表会が開催され、資生堂SLQCの橋本謙二センター長が「カバーメーキャップによるQOL向上の活動」や「がん患者向けの外見ケアの取り組み」について説明した。