アインズ&トルペ、回遊性意識した売場づくりで売上拡大へ

週刊粧業 2017年10月23日号 35ページ

カンタンに言うと

アインズ&トルペ、回遊性意識した売場づくりで売上拡大へ
 ドラックストア「アインズ」を展開しているアインファーマシーズは、化粧品と医薬品のセレクトショップ「アインズ&トルペ」を北海道や首都圏で展開している。

 かわぐちキャスティ店ではセルフ化粧品をはじめ、資生堂やカネボウ、コーセーのカウンセリング化粧品も展開しており、9月15日にリニューアルオープンした。物販事業部の石川香織氏に話を伺った。

売場に統一感を持たせ認知度向上
館に合わせて新カテゴリーを導入

 9月にリニューアルオープンした「アインズ&トルペかわぐちキャスティ店」(調剤ゾーン除く売場面積=180㎡)は、コの字型のような売り場構成となっており、館入り口から入ってすぐの右側に医薬品ゾーンがあり、奥にレジ、その左隣に化粧品ゾーンが設けられている。

 リニューアル前は医薬品ゾーンと化粧品ゾーンそれぞれにレジを設けていたため、「アインズ&トルペ」という1つの店舗であると認知されていないことが多かったという。

 リニューアルに当たり、2つのゾーンの中間地点にレジを設け、調剤薬局の「アイン薬局」を導入したことにより、「アインズ&トルペ」として認識されるようになった。

 「当店は開店して12年経つが、医薬品ゾーンと化粧品ゾーンを展開する1つの店だと知らない人もおり、手前の医薬品ゾーンで買い物を終えている人もいた。『化粧品もあったのか』と驚かれることもあるなど、リニューアルでテコ入れができた」(石川氏)

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