西武池袋本店、インバウンドによる売上が着実に増加

週刊粧業 2017年10月23日号 15ページ

カンタンに言うと

西武池袋本店、インバウンドによる売上が着実に増加
 西武池袋本店では47ブランドがカウンターを構える全国でも有数の規模を持つ化粧品売場を擁している。2015年10月に「コスメアネックス」をオープンして化粧品売場の増床を果たした。

 これに先立ち、2階の北ゾーン靴売場の前に「オーガニックマーケット」「ロクシタン」を移設するなど、売場の多フロア化も進めている。

 村田陽子婦人雑貨部化粧品ゾーン店長に化粧品売場の取り組みを尋ねた。

口紅効果で若い世代が急増
関東初導入「雪肌精」に期待

 化粧品売場の客層は20代を中心に30代、40代の姿も多く見かける。最近の傾向として、20代前半の来店数が大変多くなっているという。

 「その背景には好調なリップアイテムを買い求める若いお客様がとても増えたことが挙げられる。制服姿の高校生が買いに来るケースも多々見受けられ、その世代にも百貨店のコスメが支持されているのがわかる」

 最近の新ブランドとしては、2015年10月末に「雪肌精」を「コスメアネックス」に関東地区で初めて導入した。

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