小田急百貨店新宿店、今春新たな側面を持つブランドを続々導入

C&T 2018年3月15日号 20ページ

小田急百貨店新宿店、今春新たな側面を持つブランドを続々導入
 小田急百貨店新宿店では昨年の売上高が前年比25%増、客数も18%拡大した。インバウンドは前年より減少したが、非免税の売上は28%と大きく増加している。

 「インバウンドは販売個数を制限したブランドの影響があったが、スックやSK-Ⅱのように売上を大きく伸ばしたブランドもあった。以前に比べツーリストの顧客化も見られるようになり、幅広いお客様に利用される売場に変わってきている」(西山弓香MD推進部特選・服飾品担当マーチャンダイザー)

 売上ベスト10では、インバウンドの売上が好調だったSK-Ⅱ、イプサ、アテニアがランクをあげた。アテニアは値頃感もあって若い世代の支持が高く、パックとクレンジング製品がインバウンドで人気を博し、伸び率トップにつけている。SK-Ⅱでは1階中央口付近でメガイベントを開催するにあたり、ミレニアル層を意識したインバウンド用プロモーション動画を作成して多くの新客を呼び込み、全国屈指の売上げを達成した。

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