東洋新薬、化粧品ODMでは新基軸の準備も

週刊粧業 2018年8月27日号 8ページ

東洋新薬、化粧品ODMでは新基軸の準備も
 健康食品ODEM事業で積み上がった事業実績を追い掛ける格好で、東洋新薬の化粧品ビジネスが成長を続けてきた。医薬部外品承認数などが、それを物語っている。

 一方で、髙垣欣也専務取締役はいったんの減速によって布陣を整備する必要性があると述べ、次なる成長軌道を見通している。

 ――追い掛ける健食売上の背中が見えましたか。

 髙垣 当社の全体売上が伸び続けている中で、化粧品はほぼ横ばい推移となっている。

 現状については、ただ突っ走ればいいわけではなく、さらに伸ばしていくためにかがみ込んで準備をしている段階といえる。

 つまり、人の最適配置や新しい素材や剤型の開発など、化粧品が健食と並んで当社の一翼を担っていくための時間だと考えている。

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