三葵コーポレーション、専門性に特化した製品開発を促進

週刊粧業 2019年3月25日号 9ページ

三葵コーポレーション、専門性に特化した製品開発を促進
 愛知・岡崎市内に本社工場を持ち化粧品容器の製造・販売事業を展開する三葵コーポレーションは、グローバル競争力の強化に向けて「専門性の特化」を掲げ、主力のコンパクト・パウダー容器を中心としたメークアップカテゴリーの製品開発に投資を強化していく。

 日本製コスメの需要拡大にともない、今期業績も堅調に伸びている同社だが、伊藤博行社長は来期の見通しについて「供給先であるOEM業界からは下期後半からインバウンド消費の減速を感じるといった話も聞く。容器業界も夏頃から、ここ数年来なかった厳しい局面を迎えるかもしれない」と慎重な姿勢を示した。

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