エア・ウォーター・ゾル、茨城第二工場は稼働順調でライン増設

週刊粧業 2019年9月2日号 9ページ

エア・ウォーター・ゾル、茨城第二工場は稼働順調でライン増設
 産業ガス大手のエア・ウォーターグループでエアゾール製品と化粧品のOEM事業を展開するエア・ウォーター・ゾルは、2018年12月より化粧品を主とした新工場「茨城第二工場」の稼働を開始し、基幹事業のエアゾール製造受託に次ぐ柱の事業として化粧品OEMの育成を進める。

 同社は、人体用品から家庭用品、工業用品、塗料など幅広いエアゾール製品を手掛けており、エアゾール業界で売上3位に位置する。

 エアゾール事業で蓄積している処方開発力やマーケティング力、企画提案力などの経験・ノウハウを化粧品OEM事業にも活かしていく考えだ。

 茨城第二工場について、尾上英俊社長は「導入した3ラインは順調に稼働している。インバウンド需要の減速感が不安要因ではあるものの、10月に新たに1ラインを導入する」と話す。

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