20代~30代女性の化粧品売場の利用頻度調査 2020

週刊粧業 2020年7月13日号 40ページ

20代~30代女性の化粧品売場の利用頻度調査 2020
品揃えが魅力の2業態が利用率上昇
固着したイメージの払拭に課題も

 各業態の化粧品売場の利用頻度に関して、月1回以上の利用があるのは、「ドラッグストア」(83.2%)と「通信販売」(60.4%)の2業態だった。通信販売は、3年前の2017年調査では半数弱(48.8%)だった。

 接客・カウンセリングサービスを通じての販売を行う化粧品専門店と百貨店は、3年前に比べて利用者は若干増えたものの約3割にとどまった。

未利用者は依然として7割
「体験型」の潮流に乗れるか

 化粧品専門店の利用者のうち、「よく利用する(週1回以上)」は3.2%、「時々利用する(月1~2回)」は26.5%だった。約7割が「利用しない」という状況は、2017年(72.6%)、14年(69.4%)とこの6年間で大きく変わっていない。

 その間、専門店は、駅周辺・直結の商業ビルや、大型のショッピングセンターといった立ち寄り客が多い商業施設にテナント出店するケースが増えているが、設問7の専門店のイメージに関する質問で、過半数以上が「常連でないと入りにくい」(56.8%)と回答したように、新規で来店するには敷居が高いと感じている女性はまだ多く存在する。

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