ユニ・チャーム、2020年12月期第2四半期は増収増益

粧業日報 2020年9月8日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 2ケタ増収増益の「日本」が全体を牽引
ユニ・チャーム、2020年12月期第2四半期は増収増益
 ユニ・チャームの2020年12月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比4.1%増の3565億5300万円、日本基準の営業利益(コア営業利益)が同41.1%増の553億2700万円、税引前四半期利益が同0.2%増の390億9300万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同67.1%減の82億2400万円となった。

 なお、新型コロナウイルスの影響を除くと約7%の増収、約44%の増益となる。

 新型コロナウイルス感染拡大により、主要参入国である中国やサウジアラビア、インドなどを中心に実施されたロックダウンの影響から物流の停滞や消費の低迷が起こった。

 こうした中、同社は各国政府の優先的な生産許可を得て、いち早く生産を再開。市場環境や消費者ニーズに合わせたパーソナルケア関連商品の販売活動を強化したことで、持続的な成長を実現している。

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