花王と京大、使用済み紙おむつのリサイクルで実証実験を開始

週刊粧業 2021年1月26日号 4ページ

花王と京大、使用済み紙おむつのリサイクルで実証実験を開始
 花王と京都大学は、「使用済み紙おむつの炭素化リサイクルシステム」の確立に向け、今年1月から、衛生用品工場のある愛媛県西条市の協力のもと、実証実験を開始した。

 実証実験を通して、使用済み紙おむつを炭素素材へ変換し、CO2排出量削減による環境負荷低減に貢献していく。

 まずは、紙おむつを炭素化した素材の産業利用を進めるとともに、空気・水環境の浄化、植物の育成促進への活用など地球環境改善につながる研究技術開発を推進していく。

 リサイクルシステムの社会実装は、2025年以降を予定している。

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